朝ドラとと姉ちゃんあらすじ解説76話6月30日(木)組合長の三宅
NHK連続テレビ小説2016年度前期「とと姉ちゃん」13週
常子(高畑充希)は組合長の三宅(有薗芳記)に
目の敵にされ 金属供出を口実に家の中を物色
されます。
家訓を見つけた三宅が不謹慎だと畳に投げつけると
怒る常子をさえぎり鞠子(相楽樹)が・・・
◆連続テレビ小説とと姉ちゃん13週「常子、防空演習にいそしむ」
76話 2016年6月30日(木)放送分のあらすじ解説
①組合長の三宅(有薗芳記)に目をつけられた常子(高畑充希)
は金属供出を理由に、家の中を物色される。
戦時中はよくこの組合長やら、婦人会長やらとのトラブルがドラマ
で話題になりますね。
目をつけられると、何のかのと難くせをつけられます。
今回は金属提出を理由に家の中を物色だなんていやですねえ。
供出物が少ないので、何か隠していて出さないのかも知れないと
疑われたのでしょう。
朝ドラ「カーネーション」のときも、ミシンを供出するように
言われたとき、仕事に使うものだからと、糸子( 尾野真千子)が
はっきり断っていたことを思いだします。
強くなければ生き抜けない時代だったのでしょうか。
②壁に掛けられた家訓を見つけ、不謹慎だと畳に投げる。
家訓にまで難癖をつけるなんて、ひどいですね。
「月一回は家族でお出かけをする」というのが贅沢だから
不謹慎だということなのでしょう。
組合長の立場も分からなくはないですが、何も畳に投げつける
ことはないでしょう。
亡くなったとと(お父さん)の遺言とでもいうべき大切な
物なのです。
③怒りを隠せない常子の言葉を遮り、鞠子(相楽樹)が
理路整然と反論する。
常子は怒り心頭にきていますから、感情にまかせて何を言い出す
かわからないと心配した鞠子が、冷静に説明するのです。
この家訓は戦前からあって、亡くなった父が決めたことであること。
お出かけといっても、今は散歩程度のお出かけで決して贅沢は
していないこと、などを説明するのではないでしょうか。
鞠子の理路整然とした説明に、さすがの組合長も納得してくれる
と思います。
亡き父親の思い出の品なのですから、反省すらしてくれると
いいのですが。
④君子(木村多江)の提案で、誕生日のお祝いに夜通しで
小豆を煮込み、おはぎを作り始める。
昭和20年3月頃です。常子と鞠子の誕生日ですね。
この頃になると食糧事情はさらに悪化して、砂糖もほとんど
手にはいらなかったと聞いていますが、おはぎは塩入のおはぎ
でしょうか。
あずきがよく入手できましたね。
⑤しかし、深夜突然の空襲警報が鳴る。慌てて避難する常子
たちはしちりんに僅かな火を残したままにしてしまい…
あずきは弱火でコトコト煮こまなければならないので、夜通し
七輪の中に炭を入れて火をおこし、お鍋をのせておくのです。
今では七輪もあまりみかけなくなりましたが懐かしいですね。
七輪今でも売られています |
空襲警報で慌てて防空壕に避難したとき、七輪の火をそのままに
していたことに気づくのは、心配でしょう。
もう残り少なくなっているでしょうし、お鍋が上に乗っています
から、なにも落ちてこなければ火事にはならないと思いますが。
この日の空襲警報は、あの東京大空襲の警報のようです。
◆朝ドラとと姉ちゃん76話の主な出演者
高畑充希,相楽樹,杉咲花,木村多江,有薗芳記,志田未来,
❖朝ドラキャストとと姉ちゃん!
★段落①~⑤のあらすじと出演者はYahooテレビガイド
(http://tv.yahoo.co.jp/listings/realtime/)からの引用。
参考書籍はNHKドラマガイドとと姉ちゃん等です。
あらすじ解説を最後までお読みいただきありがとうございました。
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