朝ドラとと姉ちゃんあらすじ解説4話4月7日(木)名前に込めた父の思い

NHK連続テレビ小説2016年度前期「とと姉ちゃん」1週
karuta_hyakunin_issyu.png百人一首2

会社の仕事が忙しいのにもかかわらず、家族サービスにつとめた竹蔵は、無理がたたって結核にかかってしまいました。

竹蔵が提案したお正月の遊びは百人一首でした。常子が取れたたった1枚の札には、常子の名前の由来が書かれていて・・・

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◆朝ドラ とと姉ちゃん 1週 「常子、父と約束する」  4話
家族で遊んだ百人一首で常子がとった札には常子の名前の由来が

2016年4月7日(木)放送分のあらすじ解説

①家で療養することになったとと(=父)・竹蔵(西島秀俊)。
少しでもそばにいたい気持ちを抱えつつ、家族にうつってしまわないよう離れて生活していた。

とと姉ちゃんが10歳(昭和5年)頃の昭和初期には、結核は国民病とも呼ばれる
ほどに日本国中に蔓延していました。

自宅療養する人も多かったようです。
まだ療養所も少なく、なるべく家族の元にいたいと思った竹蔵さんは
経済的理由もあって自宅療養にしたと思われます。

それでも他の家族は誰も結核を発病していないですから、竹蔵が家族に感染
させないように頑張っていたことが事実からもわかります。

②常子(内田未来)はそんなととの気持ちを察して、気丈に振る舞っていた。
そんな中、正月を迎え、常子は今日だけはととの近くにいたいと百人一首を持ち出す。

昭和6年のお正月のことです。
身体の負担にならず、家の中で皆で遊べるものはないかと考えた竹蔵は、
妻・君子の嫁入り道具の中に百人一首があったことを思い出します。

妻の嫁入り道具のことなどよく思いだしましたね。
男性にしては細やかな心の持ち主だということがわかります。

小さな子供たちにとって百人一首はちょっと無理だと思われますが、
他に思いつかなかったのかも。

我が家の母も百人一首を嫁入り道具として持ってきたらしく、昔からあった
のを思いだします。

でもゲームとしてやり始めたのは、私が中学生のころ国語や社会科の授業
で短歌や俳句などを習い始めた頃でした。

10歳ぐらいの常子がその百人一首を探し出して来たのでしょうが、
難しいと感じなかったのでしょうか。

もっとも百人一首の取り札はぜんぶひらがなで書かれていますし、
大好きなととと遊べることがうれしくて、そんなことは思わなかったでしょうね。

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③強すぎるかか(=母)・君子(木村多江)を尻目に、常子が一枚だけとれた札は、自分の名前の由来となったものだった…。

お母さんの君子は、嫁入り道具に持ってくるだけあって百人一首の歌はかなり
知っていたと思われます。

百人一首は下の句だけが取り札になっていて、読み手は上の句から下の句
まで読むのですが、百人一首の歌を知っている人は、上の句が読まれている
間に下の句を探すことができます。

知らない人は下の句が読まれるまで、取り札を探せないのですから
圧倒的に不利です。

歌を知っているお母さんが強いのは当たり前ですね。
多分お母さんの一人舞台だったでしょう。
よく小さい子たちが不満にならなかったですね。
なにがなんだかわからなかったと思います。

その中で常子だけが、一枚の札をとることができました。
その札は 
28歳の若さで暗殺された天才歌人、鎌倉幕府3代目将軍 源実朝
(みなもとのさねとも)の作品です。実朝の作品集に「金槐和歌集」があります。

・世の中は 常にもがもな 渚(なぎさ)漕(こ)ぐ
   海人(あま)の小舟(おぶね)の 綱手(つなで)かなしも

この歌の意味は
「世の中がこのようにいつまでも変わらないで平和であってほしいものだ。
波打ち際を漕いでいく漁師の小舟が綱で陸から引かれている普通の情景が
いとおしい」 というようなことです。

常子の常は、家族の日常を大切に思う竹蔵の気持ちが込められていた名前だったのです。

※これでようやくこのドラマの脚本家が、本名の鎮子(しずこ)を常子にした理由が
わかりました。鎮の意味に、しずめる、安定させるという意味があり、常と通じるのです。

★段落①~④のあらすじはYahooテレビ番組からの引用です。
放送が終わると1週間でリンクが切れますのでリンク非表示をご了承くださいませ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

<<前回3話]竹蔵が汚れた絵を買う理由****次回5話>>

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